安全なインプラント治療の三条件

安全なインプラント治療の三条件

条件1:使用するインプラントの種類

国内でも多くの種類のインプラント体が使用されていますが、当医院の特徴としては、代表的な5社のインプラントを患者様の症状に合わせて提案いたします。
常時70種類以上のインプラント体を在庫に持ち、バリエーションは300種類以上の中から症例に応じて最も適したインプラントを選択します。
特定のインプラントメーカーにこだわるのではなく、患者様にとって最も有効なものを選択することが治療を成功に導くためには重要な要素と考えます。

条件2:綿密な治療の計画とCT撮影装置

どこから治療を始めていくのか、どの方法を選択することが患者様にとってベストなのか・・・治療の計画を綿密に立てることは、治療を成功させるためには不可欠です。
患者様にとってインプラント治療が全てではありません。状況によっては、あえてインプラントを使わず、しかも固定された歯を作るという方法も詳しく説明しています。
その判断をするためには、CT装置などデジタル技術を駆使して検査することが必要であり、CT装置など微細な診断ができる装置を使用することは必要不可欠と考えます。
術前検査では他にも、歯周病検査、糖尿病検査、金属アレルギーの検査を、必要に応じてすすめています。

当医院のCT装置について

条件3:インプラント治療の経験と症例数

当医院は20年近く前からインプラントの有用性について注目しており、スキルを磨き続けてきました。既に当医院は10,000以上の経験があり、患者様からの信頼も得ています。

最近のインプラント治療件数

令和4年

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 合計
72 41 67 41 53 42 49 49 49 51 53 567

令和3年

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 合計
68 77 72 79 81 68 67 88 67 83 66 31 847

令和2年

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 合計
74 55 81 83 58 71 60 70 58 90 54 69 823

平成31年(令和1年)

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 合計
86 82 59 71 85 78 90 63 93 76 78 47 908

平成30年

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 合計
90 99 87 83 73 81 73 68 68 88 67 71 948

平成29年

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 合計
82 97 84 75 84 72 77 59 58 71 82 57 898

平成28年

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 合計
81 57 64 96 73 94 74 61 63 61 87 55 866

平成27年

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 合計
85 62 72 91 65 87 72 60 71 105 63 76 909

平成26年

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 合計
84 92 64 58 92 125 75 58 68 60 78 98 952

インプラントについて

歯を失ってしまった場合の治療方法として、入れ歯またはブリッジが一般的ですが、それらは衛生管理が大変だったり、ガタついたり、固定する部分の金具が審美的に良くなかったりすることがあります。 しかし、インプラントは人工の歯根を顎の骨に埋入し、そこに人工の歯を装着する治療方法なので、健康な歯を傷つけることなく、ご自身の歯と全く変わらない使用感と審美性を手に入れることができます。

インプラントの素材となるチタン素材は、すでに医療分野では人工関節など多くの場面で活躍しており、人体との親和性は実証されています。しかも、顎の骨に埋入されたインプラントはご自身の歯と結合し、しっかりと固定されます。
当医院で主に使用しているインプラントのメーカーは、長年精密部品を数千分の一ミリ単位で許容誤差を管理し、開発製造工程の改善を繰り返したスイスのストローマン社製のものを使用しています。

インプラント埋入

従来の治療とインプラント治療との比較

他の歯への影響

従来の治療 周りの健康な歯を削って、ブリッジにします。
インプラント 健康な歯を全く削ることなく、歯の無い部分にインプラントを入れます。

見た目の印象

従来の治療 入れ歯を固定するための針金が見た目にも機能的にも不快です。
インプラント 歯の無い部分に適切な数のインプラントを入れ、固定式の人工歯を取り付けるため自然な仕上がりです。

メンテナンス

従来の治療 入れ歯などの場合は、衛生を保つため、取り外し頻繁に洗浄が必要です。
インプラント 日頃のメンテナンスが容易。ご自身の歯と同様に毎日のブラッシングで大丈夫です。

噛む力

従来の治療 入れ歯などの場合は、ズレたり、食べ物が内部に入って痛みを生じたりすることがあります。
インプラント 噛む力が強く、ご自身の歯と同等の強度と安定性があります。

インプラントの歴史

実は、インプラント治療の歴史は長く、紀元前のエジプトですでに象牙などを用いた治療が確認されています。
現在一般的に使用されているインプラントは、1952年にスウェーデンのペル・イングヴァール・ブローネマルク博士が動物実験中に、偶然チタン素材と骨との結合を発見したことからはじまり、数々の動物実験を経て1965年に初めて人体に使用されました。

当医院で採用しているストローマン社は30年近く前から研究を続けています。世界中で10年に300万本以上埋入されており、7万人以上の歯科医から指示を受けています。そのストローマン社の経験に基づく確かな技術は、当院でも生かされています。

インプラントの歴史について会議